GLOVE ON FIGHT

ACG WIN 2002年 春風亭工房+渡辺製作所



〜ストーリー〜

 参加資格 グローブ(手袋)着用 
ルールはアー●ンチャンピ●ン方式 
手袋っ娘 王座決定戦 
叩け!! お互いのグローブに誓って!! 

ルールは単純明快! 
避けて 殴って 敵をK.O.せよ! 

互いの能力を駆使して 
見切れ! カウンターヒット!! 

極めろ!! SA(スーパーアーツ)!! 
相手のSA発動直後に 強制的にSAで割込!! 
狙え! 4倍カウンター!! 

そして勝ち取れ! 
GLOVE THE GLOVEの称号を!!!
 


と、最初は春風亭工房さんの、デモ画面のみ作成の冗談企画から始まったこのゲーム。いつのまにやら同人ゲームの大御所、渡辺製作所さんが製作開始&リリース!(笑) 同人ならではのノリですねぇ(笑)

〜ちょこっとゲームリプレイ〜 

 このゲームは同人ゲームということもあり、他ゲームのキャラクターを二次使用しています。暗黙の了解で使用が許可されているキャラもあるようですが、伏字でキャラ紹介&ゲームの雰囲気をつかんでください(笑)


同人ゲーム化に際し、冗談Verで議論が起こったBGMについては、QOHでおなじみの来兎さんが参入!!
ノリノリだ〜!!!!(笑)
サウンドトラックも発売されているので、好きな人は買うべし!!
(<同人ゲームレベルでスゴイ!)


月宮あゆ (元ネタ:K●NON)
好物のタイヤキを万引きして、商店街を逃走する傾向あり。
と書いただけで、とてもメインヒロインと思えないような…(苦笑)


シェル先輩 (元ネタ:月●)
外見は18歳、カレーパンが好物の高校三年生。
結構いっぱい秘密があるらしい(笑)
(<書くと元ネタ作品のネタバレなんですよ〜) 


えここ (元ネタ:東●電力イメージキャラ)
いつの間にやら同人で勝手にバックストーリーなどが一人歩き
(<スゲエ…(笑))
個人的には、Iriaのキャラ印象が…??


デ・ジ・キャラット (元ネタ:ゲー●ーズ)
最近アニメが放映されたらしいです…
(<よく知らない…(汗))
語尾に「〜にょ」とつけるのがクセらしいにょ。


森 精華 (元ネタ:ガ●パレードマーチ)
ネット上で良評判のゲーム、実は未プレイ&未所有(爆)
いつかはプレイしてみたいのですが、商品を見たことがない(笑)

〜思い出〜

>弱パンチ、強パンチ、避け! シンプルな操作系の格闘(アクション)ゲームの“アーバンチャンピオン”
>(任天堂)と似たスタンスのゲームです(笑)
>一部のゲーマーには「ゲーム内容が単純すぎ」 との評判でありますが、個人的には全然OKっす!

 “格闘ゲーム”と“アクションゲーム”の違いは何か?
個人的には“ガード”という行動がある場合、“格闘ゲーム”へ区分けしているような気がします。

 このゲームには“ガード”がありません(というか、殆どのキャラは“ジャンプ”すら無い(笑))
そう、“ガード”が無いゲームシステムであるから(“避け”では確実な防御にならない)、よく格闘ゲームで問題となる“待ち”という行動が取りづらいため、攻撃主体のアクションゲームに近い内容になっております。

 キャラの雰囲気が良い原因もありますが、個人的には“渡辺製作所”作成のゲームの中では一番好きでした。
惜しむらくは“渡辺製作所”が、2003年2月をもって解散してしまったことではないでしょうか?(涙)

『利益に囚われず、自分たちが面白いと思えるゲームを、何の縛りもなく創り出す!』

そんな雰囲気を感じるゲームサークルだっただけに、かなり(心の底から」)残念です。


>時間切れの場合は判定! ちなみに審判は公平ではないぞ!(爆) 一部は気の向いた方に投票する場合も!(<ヒデエ)
>そして基本キャラ全てに勝ち抜くと、新たなるキャラが………バレバレ!?(笑)

 「同人ゲームは二番煎じばかり」そんな印象を抱く、硬派なゲーマーは多いと思います。
確かにおっしゃるとおりかもしれませんが、まだ未プレイならば一つこのゲームをプレイしてみませんか?
(↑今ならまだ流通分がありますが、今後は購入も困難になる可能性がありますので…)

 現在のグラフィックが素晴らしいゲームも、やはり二番煎じのような気がしませんか〜?(苦笑)



……真面目な話、このゲームをプレイして考えさせられる事がありました。

 ゲームは元々PCで製作されていましたが当初のPCは高価であり、採算が取れるようPCからキーボードなどを取り除き、出来るだけコストダウンしたメディアで、多くのゲームは供給されていました。
 それが“家庭用ゲーム機”、比較的高性能の“業務用ゲーム機”と呼ばれている物です。

 ところが技術の進歩と共に、大量にPCが普及したことで、高性能のPCが驚くほどの安価で供給されています。

(>80年代中盤でPC9801(NEC)が40万前後でした → 現在そこそこのDOS/V機でも10万円前後でしょう)

 逆にファミコンブームの80年代に比べると、家庭用ゲーム機のコストパフォーマンスは悪くなっています。
(>80年代のファミコンで1.5万円 → 現在主流のPS2で2.5万円と、PCと逆に値段が高くなっています(!))

 今後おそらくは、家庭用ゲーム機はゲーム専門機ではなく、DVD、ネットなど、ゲーム以外の用途と違ったメデイアと同梱される形で供給されるものと確信しています。

 そして、ゲームを供給すべきゲームメーカーも、土台となるゲーム機のスペックが上がりすぎてしまったため、一昔前のように、アイデアだけでゲーム業界に殴りこむ(笑)ような、野心あふれるメーカーは無くなってしまうのでしょう。

 もし、アイデアだけで面白いゲームを創作しようとするならば、今後は供給もインターネットで簡単にできる“同人”に、ゲーム供給の最前線が移るのではないか。そう筆者は予想しています。確たる自信はありませんが(笑)

03/02/09 
※これを10年後に見て、「やっぱり予想はハズレ〜(笑)」と、笑える状況であれば良いですねぇ(苦笑)…業界大丈夫かなぁ

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