セクシーパロディウス

STG サターン コナミ 1996年



〜ストーリー〜

 宇宙を救った(?)あの大戦から2年、パロディウス軍団のメンバーはそれぞれの生活に戻っていました。


 帰還した地球では(当然ですが)彼らは誰も英雄として扱われません。
殆どのメンバーはアルバイトなどで、生活に必要なお金を細々と稼ぐ毎日
(哀)


 そんな中、宇宙漂流の旅から帰還したパロディウス軍団の一人、タコスケのアタマの中は、おね〜ちゃんと○○○や○○○○することばかり(自主規制)

 タコスケの小さな脳がひらめきました。
「ここはいっちょ昔の連中集めて、探偵事務所でもひらいたろか!」
タコスケのうまい儲け話に、お金に目の眩んだ(笑)昔のメンバーがさっそく集まりました。


しかし、タコスケには集まったみんなにはナイショの野望がありました。
(お金がもうかれば、ビューティホーでナイスバディーのおね〜ちゃん達と
…ムフフ
タコスケのヤル気と欲望は、一気に燃え上がります。

 こうしてみたび立ち上がったパロディウスの懲りない面々。難事件を解決し、がっぽりもうけて彼らの欲望を満たすことができるのか? いや失礼、宇宙の平和を守ることができるのか?

(力ずくで)どんな難事件でもスピード解決!  
(お金持ちの)
依頼者大歓迎!! 
    お困りの際はタコスケ探偵事務所へ!!! 

〜ちょこっとゲームリプレイ〜 


ゲームスタート、まずはキャラクターを選ぼう! シューティングゲームが苦手な方は“シューティングスター”がお勧めかな?
ミッション1は島の乱暴者、“コーン”をやっつけろ!(退治なんて探偵の仕事でないと思うのは気のせい♪ 力こそ正義だ!(笑)) 


ちなみに筆者のメインキャラは“マンボウ”(MSXユーザーの意地です(笑)) ちゃんとパワーアップすれば1面は楽勝だ!!
コーン登場! 装備が無いとツライぞ! とうもろこし(コーン)から飛び出すポップコーンに注意だ!


時間切れでミッション失敗ですが、成功よりも難しかったりして(笑)…ボスのコーンを撃破!中からはキツネが…“コーン”でひっかけ?(苦笑)
ミッション成功! 捕まえたコーンを、むちむちのお姉さんに変身させようとするパロディウス軍団!(笑)  「胸が甘いっ!」とはタコスケの弁。


ミッション2はコイン300枚の回収! 高速スクロール面なので、スピードは最低でも2速ないとヤバいぞ!
流れるスクロールの中、敵弾に注意しながらコインを回収だ! 途中には行き止まり(ミス確定)もあるぞ、気をつけろ!!


背景では個室マッサージの情景が(笑)見とれてミスするな! ボス撃破!、あれ?コインが規定枚数に足りない…!!
コインが足りないので、ボスを倒してもミッション失敗(泣)! あ〜ぁ〜!


さて、ミッションの成功/失敗でその後のステージが変わります。ミッション2失敗の場合、盗賊退治のステージへ!
盗賊団「ぬすむんDEチュー」のネズミ100匹以上を討伐だ! ちなみに背景は“悪魔城ドラキュラ”に似ているような…(笑)


レーザーを装備していれば、重なったネズミを一網打尽! そしてボスキャラ登場! ベルパワーの“菊一文字”を使えっ!
今回はミッション成功! 依頼は「ネズミをやっつける」という内容だったので、盗品を更にいただいちゃって大儲け!(笑)
※正義の味方!?


ミッション4! なんと、バクテリアン帝国が資金稼ぎのために女の子を誘拐して(笑)夜の街で働せているらしい! (男として)許せんっ!
バクテリアンの倉庫に突入、そこでは女の子が箱詰めにされているぞ! 箱を壊して女の子を救出だっ!! そして…(ムフフ(笑))

〜思い出〜

 横スクロールのシューティングゲームは数多くありますが、代表するタイトルはなんでしょう?
現時点ではおそらく“グラディウス”シリーズを挙げるゲーマーが多いのではないかと思います。

 そして、“パロディウス”シリーズは、グラディウスシリーズを製作したコナミが自らの作品のグラディウスをパロディ化した、今でいう同人ゲームのようなノリでリリースされた作品であります。
 パロディとはいえ“パロディウスだ!”“極上パロディウス”“実況おしゃべりパロディウス”など、シリーズと定義できるほどの多くの作品が存在しており、プレイしているゲーマーからも高い支持を受けていることが推察できます。

 そして筆者が、パロディウスシリーズで一番お勧めできるのが、本作“セクシーパロディウス”であります。


 セクシーパロディウスは元々ゲーセン用に製作され、しばらくして家庭用ゲーム機に移植された経過があります。そして当時の筆者は、ゲーセンゲーマーのくせに(笑)家庭用のサターン版をやりこんでいた記憶があります。

 当時の筆者が家庭用ゲーム機をあまり好きでなかった理由は、“ロード時間”が嫌だったからです。ロールプレイングゲームならまだしも、アクションゲームやシューティングゲームで、時おり“何もしないでただ待つ”というのは、せっかくのやる気が削がれて苦痛を感じておりました。
 ですが、サターン版をプレイしてみると、ロード時間が殆ど気にならないのです。これには驚きました。

 筆者的にCD−ROMのゲームを思い浮かべると、“NowLoading”などのデータ読み込み中の表示が印象に残るのでありますが、サターン版に移植された本作品は、殆ど読み込み時間を感じません。
 ロード時間をいかに削るか、きちんと考えて移植したコナミ開発者の方には感服した記憶があります。


 さて、本作のゲームの難易度は元々が業務用だったことから、若干高めに区分されるのではないかと思います。
特に気になったのが、最強装備で黄ベルを回収してランクを上げていくと、4面の前半で打ち返し弾(ザコ敵を倒すと自機に弾が発射される、いわゆる“さいごっ屁”)が発生した事です。
 筆者はザコ敵に弾を撃たれるのが嫌(弾よけがキライ、というか下手くそ(笑))なので、ザコ敵はできるだけ出現即破壊するパターンを作ろうとするのですが、2週目が無いゲームとはいえ、1週目に普通は発生しない打ち返し弾を撃たれたのは大ショック(笑)でした。

 でも、自機をあまりパワーアップさせないという攻略で撃ち返し弾は発生しないので、その辺はまぁ許せる範囲だとは思います。
(装備を下げて攻略していて、ふと“パロディウスだ!”を思い出したりしたのは、筆者だけでしょうか?)


 何はともあれ、ゲームセンターとは異なり、家庭用ゲーム機は自分に合ったゲーム難易度を設定することができます。
シューティングゲームが苦手な方でも、オプションモードで難易度を下げて(笑)たまにはシューティングゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?
 コミカル&ファンシーな“セクシーパロディウス”、久しぶりにシューティングゲームを遊ぶゲーマーにも、
きっと楽しめると思いますよ!

05/02/28

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