逆鱗弾 STG AC タイトー 1995年 |
〜ストーリー〜 |
西暦3195年、ハイブリット生命体「ギアンディガス」は新型時間跳躍エンジンを奪って逃走した。 そして、過去・現在・未来を自由に駆け抜けることのできる新型エンジンを手中にして、ギアンディガスは 人類3000年の歴史を破壊しはじめた! 両親をギアンディガスに殺され、復讐に燃える北斗や亡き師の遺言を果たすべくシャリオが立ち上がった! 仲間たちとともに自機を操り、ギアンディガスを追い詰めろ! 勇敢なる北斗よ、美しいシャリオよ、仲間とともに闘え! 仇敵「ギアンディガス」を倒して、人類を滅亡の危機から救え!! |
〜ちょこっとゲームリプレイ〜 |
筆者の場合、このキャラを使用しています…いゃぁ、なんとなく使いやすもので…キャラが格好悪くてもOKっすよ、別に(拗ねる) いきなりボスキャラ「ギィアンディガス」登場! 適当にショットを撃ちこむと逃げるぞ! 後を追え!! ボスを追う道すがら、中ボス登場! ゲームにプレイヤーを惹きつけるために、デカキャラ中心に出現する1面の配置は上手だと思います! そして追いついたギアンディガスを攻撃! 弱いぞ(笑)! ボスパターンごとに、分かりやすい安全地帯で楽勝です!!(>∀<)ノシ ギィアンディガスを撃破! 時空を超えてヤツを追え! そしてクリアデモ……う〜む、謎なセリフだ(苦笑) 2面は1942年! さて、どこかで見たような雰囲気を感じるのは筆者だけでしょうか?(なんとなく東亜製シューティングを思い出しません?) ステージで印象に残ったのが、中盤に登場する中ボスに重なって弾を撃ちこむところで、個人的に“ライデン”1ボスを思い出しました(笑) ボス登場!ボンバーを使えば楽勝だけど…使うとなぜか悔しいボスキャラなんですよね(苦笑) そしてクリアデモ、いきなり緊張感があるぞ!? 3面は1999年! このステージは戦艦(イージス艦?)を攻撃だ!(なんとなくカプコン製“1943”を思い出しません?(笑)) 戦艦を撃破! そしていきなり、爆発する戦艦の中からギィアンディガス登場! 筆者は、ここの演出がゲーム中で一番好きだったりして(笑) |
〜思い出〜 |
さて、今回はマイナーシューティングゲーム“逆鱗弾(ゲキリンダン)”をご紹介します。 本作は業務用ゲームとして、ゲームセンターに1995年にリリースされたがヒットせず、その後、次世代機(セガサターン)へも移植されたが、やっぱりパッとしなかった作品でした。 なぜパッとしなかったのでしょうか? 一般的なシューティングゲームといえば、 格好イイ自機を操作して、バリバリ敵キャラを倒す爽快感! 息もつかせぬ激しい敵の攻撃を避けながらショットを撃ちこめ! 数画面にも及ぶ巨大戦艦を撃破しろ! ちなみに本作、あまりそんな要素はありません(爆) そんなわけで、世間一般にはヒットしなかった、マイナーという称号に相応しい本作でありますが、筆者はこのゲーム中で感心した演出があります。 それは、ゲームプレイが盛り上がるように、BGMの盛り上がりに合わせて敵が配置されていることです。 (2ボス、3面中盤、最終面が顕著だと思います) これは明らかに、ゲームBGMが完成した後に、それと組み合わせて敵キャラを配置しています。 普通はゲームBGMなんて関係なしに、巧妙に敵キャラを配置することでゲームを盛り上げ、ボス出現ではBGMを切り替えて更にゲームを盛り上げようとするのが普通だと思いますが、本作はボスBGMすらありません(笑) 本作のように、BGMを優先して敵を配置するというシューティングゲームは、大変珍しい部類だと思います。 (だからヒットしなかったのかもしれませんが(笑)) 個人的にはZUNTATA(タイトーのサウンドチーム)のBGMは好きですので、筆者には非常に良い印象を持った演出だったのですが、ロクにBGMも聞こえない騒がしいゲームセンターではあまり意味が無い演出だったのかもしれません(哀) しかも、コンテニュー画面でBGMが止まらず、コンテニューするとBGMと敵の出現がズレます(哀々) でも、このゲームのBGMは、同じテーマの曲をアレンジして、各ステージのBGMに使用していますので、そういったイキな演出がわかるゲーマーには印象が強かったゲームだと思います。 でも演出を工夫しても、やっぱりゲームとして面白くなければ…問題は大アリなんでしょうね。 さて、このゲームにはプレイしたほとんどのゲーマーが思うだろう、ある謎があります。 それは、各キャラのバックストーリーの謎です(笑) ステージクリアで、各キャラ毎に簡単なストーリーが流れますが…筆者は話が良く理解できませんでした(爆) (実際にプレイすると理解できない意味がわかりますよ〜ZUNTATA好きは本作品を是非プレイだ!(笑)) この理解できないストーリーについて、ゲーセンの友人達と導いた推測は、 「多分、逆鱗弾のストーリー世界は、未来の遊園地などのアトラクションゲームで、 各キャラは未来のゲーム機で、プレイしながら勝手に想像して遊んでいるだけ」 という事でありまして、これなら各キャラの倒錯したクリアデモが納得できるのですが… このあたり、真実はどうなのでしょうか? タイトーの“逆鱗弾”企画者の方に、お話を伺うしかないのでしょうか?(爆) シューティングゲームにストーリー性を追求しても意味が無い、と言われればそれまでですが(笑) |
04/12/18 |
本ページの画像引用元(C)タイトー
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