グーニーズ ファミリーコンピューター ACG 1986年 コナミ |
〜ストーリー〜 |
アメリカのグーンダックスという静かな港町。 ここに自分たちのことを“グーニーズ”と呼ぶ遊び仲間がいた。 ある日偶然、グーニーズは伝説の海賊、「片目のウィリー」が印した宝の地図を見つけた。 さっそく、宝捜しへと出かけたグーニーズだが、海賊の亡霊や悪党「フラテッリー・ギャング」一味に捕えられ、岩牢に閉じ込められてしまった。 そこで君(“マイキー”)は捕えられた仲間、グーニーズを助けるため、危険な冒険に出発する! |
〜ちょこっとゲームリプレイ〜 |
リプレイ時は1面のほかは隠しアイテムの出し方は忘れていたのですが、久しぶりにプレイしても案外簡単にクリアできました! ゲームスタート!まずは“ネズミ”を倒して爆弾ゲット!(ネズミを倒すと爆弾が出る理由を気にするようじゃ、まだまだぁ!(笑)) そして扉の前に爆弾を設置!爆風に巻き込まれると、“マイキー”は即死なので、急いで爆弾から離れろ! そして爆発!! グーニーズを発見、救出だ!最後の扉を開くため“鍵”も探すのだがフラテッリー一味が邪魔するぞ!おおっとピストルだ、危ない! グーニーズや鍵を探すついでに、様々な場所で隠しアイテムもゲットしよう!ダイヤは得点だが隠しアイテムはあったほうが便利だ! そして2面スタート!炎に触れるとダメージだが、1面の隠しアイテム“耐熱服”があればノーダメージだ!頑張って全員助け出せ! |
〜思い出〜 |
>スピルバーグ製作の映画「グーニーズ」を元に、ファミコン用にゲーム化された作品。 >ちなみに映画の内容は、少年少女達のグループ“グーニーズ”が、地下洞窟をフラテッリーギャングから逃げ >まわりながら、色々な罠をかいくぐって海賊(片目のウィリー)の宝を目指していくアクション映画でした。 >アニメや映画をゲーム化した作品は、ストーリーを重視するアドベンチャーゲームならまだしも、アクション >ゲームにするとお粗末な出来になってしまうケースは多いのですが、本作はゲームとしても楽しい作品に >なっています。 ファミコン全盛期を担った“ドラゴンクエスト”“ファイナルファンタジー”などのRPG、それら“キラーソフト”と呼ばれる大ヒット作品の前は、スポーツゲームやシューティングゲーム、そして本作“グーニーズ”のようなアクションゲームによって、ファミコンは子供達の中でブームとなっていきました。 ファミコン初期の時代、ファミコンという舞台でゲーム製作に初めて参入するようなメーカーにおいては、かなりお粗末な作品がリリースされることも多々ありましたが、ファミコンが大流行した要因として、素晴らしきゲーム性を待ったアクションゲームを製作したメーカーが多くあった事は大きな推進力になったと思います。 それらの優良なアクションゲームを製作したソフトメーカーの特徴として、以前から業務用ゲーム(ゲーセンのゲーム)を製作していた経験があるような、ゲーム作りのノウハウがあったソフトメーカーによって、ファミコンにおいて多くの優れたアクションゲームが製作されていたような印象があります。 本作“グーニーズ”についても、以前から業務用ゲームを製作していたコナミ工業の製作でありますが、ゲーム内容はかなり映画の内容を逸脱(笑)しているものの、ゲームのプレイ感は発売時、多くのファミコンユーザーであった子供の心を非常にわくわく(笑)とさせたゲームでありました。 ゲームバランスにおいても、時間制限のあるステージで、ステージクリアに必要となる“鍵”を探しながら、囚われた“グーニーズ”の探索&救出! という2つの目的を同時進行する事と、加えて、必ずしも必要ではないものの、発見できれば大変有利になる“隠しアイテム”を探すという、宝捜しの要素!! そしてゲームとマッチしたノリノリのBGM!!! 自分だけでなく、きっと日本中にこの“グーニーズ”に夢を感じたゲーマーは多かったのではないでしょうか? 番外としてMSXでも本作品はリリースされています。ちなみに主人公はファミコン版のように「マイキー」ではなく、「スロース」になっています(笑) ゲーム性は「アイテム」を探すドルアーガタイプですが、個人的には、お気に入りのファミコン版2面のBGMがカットされているのが残念です(笑) …いまや、この程度のゲームは、手の平の大きさほどの携帯ゲーム機でもプレイすることが可能な時代になりました。 “この程度”という表現には語弊がありますが、最近はいくらグラフィックが素晴らしくても、“この程度”のゲーム性すら感じることができないのは気のせいなのでしょうか? 自分が年を重ねてしまった事が原因なのでしょうか? それとも別に原因はあるのでしょうか? またこういった、わくわくする“冒険心”を感じる事ができるゲームと出会う機会があれば幸運なのですが…ねぇ(むぅ) |
02/09/03 |
本ページの画像引用元(C)コナミ
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