ぽんぽこパン

ACG MSX コナミ 1984年

(←もう箱ボロボロです……20年位も前のゲームですしね(感慨))

〜ストーリー〜

 ここはオートメパン工場、おゃおゃ!?タヌキがパンをねらってウロチョロ。
パン職人のジョーはパンを守れるか。


 主人公はパン職人のジョーおじさんです。
いたずらタヌキが機械のスイッチをOFFにしたり、パンをねらったり、天井をウロウロしたりします。

 そこでジョーおじさんは、催眠銃で敵を眠らせます。
就業時間内に、できるだけたくさんのパンを焼き上げましょう。

〜ちょこっとゲームリプレイ〜 

>横視点のジャンプアクションゲーム、パン工場を舞台に、侵入してくる“タヌキ”からパンを守れ!!
>コナミ「教育シリーズ」第5段!ですが、『教育よりもゲーム性』に暴走してます(笑)
>当時のコナミ大好き(はぁと)

 出ました、「ぽんぽこパン」! 今見れば、突っ込みどころ満載の、不条理アクションゲーム。
逆にいえば、設定にこだわり過ぎていて、アクションに制約がある今のゲームよりも数段面白い!!

 まず教育シリーズということで、『パンが出来るまで』という題材はすばらしいと思います。
でも、こんな調子でパンが出来ているなんて、子供心にも思いませんでしたよ!!

 仮にも、衛生に細心の注意が必要なパン工場の中で、“パン”を狙って縦横無人に暴れまわる“タヌキ”たち!
“タヌキ”はどこにでも現われる。
 床にも、天井にも、そして“製パン機”の中にも!!!!


>こんな感じで悪戯する“タヌキ”を、“パン”を守るべく決死の戦いを続ける“ジョー”おじさん。
>機械を止められるとパンが作れないので、止められた機械のスイッチを入れつつ“タヌキ”を倒し続けろ!

 “製パン機”の電源が勝手に切れる場合があるので、
(「床のタヌキが画面外でスイッチを切っているのかな?」)
と思いながら、画面内の“製パン機”をじ〜っと見ていると、なんと“製パン機”の中からタヌキの尻があぁっ!!
 そして、スイッチをしっぽでOFFにするタヌキ。


>衝撃の瞬間! まさか全部の“製パン機”に“タヌキ”が入っているとは……、なんとかしてください、保健所様!(笑)
>何とかパンは出荷できたが……2面からは麻酔銃をジャンプでかわす“タヌキ”!(笑)(←ちなみに100面は麻酔効きません(苦笑)

『ヤツらは機械の中にまで生息している』(←これって衛生は大丈夫なのか!?)
 機械の中には催眠銃は届かないので、哀れジョーおじさんはスイッチを入れることしかできません。
頑張れ、ジョー!!

 ところで、タヌキなんか猟銃で撃ち殺してしまえばいいのではないか、という意見がありました。
コナミのオフィシャルな説明では、ジョーは“優しい”おじさんなので、「催眠銃」を使うとの説明がありました。
 幼心に納得はしたのですが、床で眠らせたタヌキは歩く邪魔なんですよね・・・・・・

 そして眠っている“タヌキ”に近づくジョー、おもむろに
タヌキを蹴り飛ばします。
そのまま画面外に吹っ飛んでいくタヌキ……
優しいおじさんじゃなかったのか、ジョー!?

ちなみに、画面外に蹴り飛ばしたタヌキは催眠が覚め、即座に戻ってきて“パン”を狙い始めます。
畜生にもナメられているよ、ジョー!?

「僕たちの食べる“パン”は“タヌキ”とのバトルの末に出荷されている」(←確定)

ちなみに、最近はパンの中に“ゴミ”や“毛”が入っていると、新聞紙上に掲載される大事件になります。
『そんな細かいこと気にするな!』
職人気質のジョーの叫びが聞こえてくるような気がしませんか?

01/09/09

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