サムライショーダウン ACG BMGビクター 1995年 |
〜ストーリー〜 |
18世紀も終わろうかという頃。何の前触れもなく、世界を大いなる異変が包みこみました。 続発する転変地異、原因不明の病、激しさを増す戦乱、虐殺・・・・・・次第に、人々の心は不安と絶望で 醜く歪み、親しかった者や国々の争いが絶え間なく続いたのです。 その様はまさに、力なきもの達にとっては地獄絵図のようでした。災いの渦は日本から広がり、 海を隔てた国々へと。 世界はまるで暗黒の時代へとまっしぐらに向かっているかのようでした。 異変の始まりに時を同じくして、1人の男が現れたと言います。150年前に徳川幕府に命を 断たれたはず、と噂されるこの男、不気味な力を操り、邪教を広めていきました。 そして奇妙な事に、この邪教の広がりを追うように災いの渦が拡大していったのです。 男の名は「天草四郎時貞」。その力は刻一刻と強大になりつつありました。 |
〜ちょこっとゲームリプレイ〜 |
(ほぼ)ネオジオ版そのままのオープニング。何故すぐ移植されなかったのか、悲しくなるような良い出来です! 12キャラから自分のキャラを選択する! って、サムライ以外のキャラが多いような……?? 戦闘前に、妙なところでローディングが入ります。死闘の前に緊迫感を持たせたいのでしょうか(笑) 動きもスムーズで、操作感覚も上々です。画像を3DOから取り込みながら、思わず熱くなってプレイしてしまいました。 武器を使って勝負する以上、最後の一撃で負けた方は死亡してしまいます。飛び散る血しぶき…… 勝利デモ、かっちょいいぜ! 覇王丸!! |
〜思い出〜 |
ゲームセンターで1993年頃に発売され、ネオジオ最盛期の一角を担ったサムライスピリッツ。 なぜか海外へ移植されたのが、3DOに逆移植されたので「サムライショーダウン」となっています。 さんざんゲーセンでやりこんだ筆者としては、昔の旧友に会ったようで懐かしく感じました。 ※当時のスコアラーネタ このゲームって、敵を早く倒すとタイムボーナスが貰えるんですけれど、最速タイムが機械本体に 記録されちゃうんで、うまいプレイヤー達がプレイする筐体だとボーナスが取れませんでした・・・。 なんでそんなこと、って思うかもしれませんけど、そのせいでスコア集計が中止されたんです。 このゲームのせいで、スコアアタック引退したんだよな・・・(遠い目をする筆者(笑)) ちなみにキー操作については、はっきり言ってネオジオよりも格段に良いです。 (強攻撃のボタン同時押しが改善されている) でも、3DO版は、ゲームセンター、家庭用ネオジオなどで続編が発売されてから移植されているので、 ろくろく売れなかったみたいです。 なぜか3DOへ移植されるゲームってタイミングが遅いですよねぇ。 |
01/04/15 |
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